Win8アップデート手順備忘録

これまでずっと悪名高きWindowsVistaを使用していたが、HDDにエラーが生じたのを機にハードウェアを新調し、元々購入してあったWindows8へのアップデートを行うこととした。

 
購入してあったWindows8はリリース当時行われていた¥3300のダウンロード版。
 
新規ハードウェアは以下の通り。
 
MB: ASUS Z87-PRO V-Edition
CPU: Intel Core i7 4770K
Mem: W3U1600HQ-8G x2 (8GBx4=32GB)
HDD: Toshiba DT01ACA300 x2 (3TBx2=6TB)
SSD: Samsung MZ-7TE250B/IT x2 (250GBx2=500GB)

SSDはRaid0 で、システムをインストールし、HDDはRaidにせず、データ蓄積用に使う。
(これまでHDD3台でRaid0にしていたが、普段使う分には高速という体感もない上に、1台Error表示が出たのでやっぱり怖いなぁと思って辞める事にした。)

なんだかんだとハマったりしたので備忘も兼ねてここにまとめておく。

やりたいことは
・SSD2台はRaid0にしてシステムをインストール。
UEFIでインストール。
Windows8.1にアップデート。
 
手順は以下の通り:
 
1.
システムをインストールするSSDRaidにするために、ハードウェアが組み終わったらMBに付いてきたCDROMを使って起動し、SATAの設定でRAIDを選択する。
 
2.
再起動中にCtrl+Iを押してRaid設定画面に遷移。2台のSSDドライブを選択してRaid0に設定。
 
3.
一旦HDDのSATAケーブルを抜いてHDD2台が認識されない状態にしておく。こうしておかないとWindows8インストール時にHDDにシステム予約領域が作られてしまったりして面倒なのでこうすることにした。方法は他にもあるのだろうが・・)
 
4.
Windows8インストールディスクをドライブにセットしてCDROMからブートし、OSをインストールしたいところだが、この方法だとUEFIでCDROMが認識されなかった(バグとの噂も・・)ので、ブートCDROMの内容をFAT32でフォーマットしたUSBメモリにコピーし、USBメモリを刺してそこから起動。
※MBの設定で有効デバイスUEFIのみにしておくと間違いは無い。
 
5.
この状態だとまだライセンス認証がされていない。VistaからのUpdateだが今回はハードウェアも一新してのクリーンインストールなので少々厄介だが、先程SSDにインストールしたWindows8を起動した後、再度インストールに使用したUSBメモリからSetupを実行。このとき、新規ではなくアップグレードインストールとして進める。
 
6.
一通りインストールが済んだら、このままではネットワークドライバが無いのでMBに付いてきたCDROMをドライブに入れ、LANドライバをインストール。これでネットワークにつながるようになる。
 
7.
Windows8.1にアップデートするためにはWindows8としてWindowsUpdateが掛かっていないのダメなのでWindowsUpdateを実行し、最新の状態にアップデートする。
 
8.
最新の状態にアップデートされた後、ストアを開くとわかりやすい場所にWindows8.1にアップデートするボタンが出現する。(最新にアップデートされていないとストアを開いてもどこにもアップデートのクチが無い。)
 
9.
Windows8.1へのアップデートを実行する。
 
10.
アップデートを完了すると過去のWindows8データがC:\Windows.oldとして残っているので、コントロールパネル>管理ツール>ディスククリーンアップ>システムファイルのクリーンアップ を開き、「以前のWindowsのインストール」「一時Windowsインストールファイル」にチェックをして削除してしまう事で不要な領域を整理できる。

11.
シャットダウンし、外してあったHDDのSATAケーブルをつけ直して再度起動。立ち上がったらコントロールパネル>管理ツール>ハードディスクパーティションの作成とフォーマット を開き、HDDのパーティションを認識させる。
 
以上で目的の作業は終了。