訳あって約6年ぶりにメインで使用しているデスクトップPCの各パーツをグレードアップすることにした。
6年の歳月がどれくらいの性能差になるのやら等と思いつつ、勿論それは掛けられるお金にも寄るのだが、大体のイメージを固めてパーツを買いそろえた。
今回のグレードアップは主に以下のようなものとなった。
CPU:
Intel Core i7 4770K
→ AMD RYZEN9 3900X
Memory:
DDR3 PC3-12800 8GBx4 = 32GB
→ DDR4 PC4-25600 16GBx4 = 64GB
MotherBoard:
Asus Z87-PRO V-Edition
→ Asus TUF GAMING B550-PLUS
SSD:
250GB x 2 (RAID 0)
→ M2 PCIe4.0x4 NVMe1.3 1TB
HDD:
3.5inch 7200rpm 3TB x 2
→ 3.5inch 7200rpm 8TB x 2
VideoCard:
GeForce RTX 2060
→ RADEON RX5700XT
で、パーツが揃ったので一通りの組み立てを終えて電源を入れたところ起動しない…
まあ、これまでの自作PCでもそんなことはまあまああったじゃないかと気持ちを落ち着かせ様子を伺ってみるとマザーボードのDIMMチェックLEDが点灯しているのを発見。
BIOSの設定やら、メモリを抜き刺ししたり、刺すスロットの組み合わせを変えたり、あらゆることを試してみるなかで、どうも4レーンあるスロットのうち、特定の1レーンにメモリが刺さっている時に限ってDIMMチェックが引っかかり起動しないことが分かった。
まさかのマザボ初期不良か??と冷や汗が出た。折角ここまで組み上げたのにまたバラして返送して交換するのかと思うと絶望感すら広がった。
思えば2代前にマザーボードを買ったときも初期不良で秋葉原までわざわざ交換にいったなぁとかも思い出した。
その手間を掛けるくらいならこのまま1レーンが使えないことに目をつむり、メモリを無駄にしてでもこのまま使い続けようかとも思った。
そんなことを思いながら一晩過ぎ、ダメ元でと思ってCMOSクリアをしてみることにした。
マザーボードの取説にはマザーボードに刺さった電源コネクタをすべて抜いてと書いてあったがそれは面倒くさいと思ったのでコンセントからACコードを抜いて、マザーボード上のボタン電池を外して2~3分放置した後、CMOSクリア端子を短絡して5~6秒待った。
で、結論としてはこれが本当に奏功したのかは正直よく分からないが、メモリが4本(レーン)とも正しく認識されるようになった!!! よかったぁぁ~~!!!!
再現性まで確認していないので分からないが、何か変な設定が残ったままの状態で売られていたのかもしれない(新品を買ったハズなのだけど)。
まあとにかく今回はどのパーツも初期不良がなく使えることになってホッとした。もしかしたら初期不良と思える不具合もCMOSクリアとかで解決することがあるのかもしれないと思い、備忘録としてこのブログに書いておくことにした。